千三百年以上の歴史をもつ岐阜・長良川の鵜飼い。

大学時代の友人・永田から、十津川警部の自宅にかかってきた電話。

会社社長・工藤のもとに届いた脅迫状は、「お前を殺してやる」に始まり、日を追うにつれエスカレート。

根室本線を走る二両編成のミニ急行「ノサップ」が、広大な根釧原野のまんなかで列車強盗に襲われた。

新潟県小出と福島県会津を結ぶ急行「奥只見」の停車駅、浦佐、会津若松、入広瀬で三人の男が死んだ。

東京と長崎とをつなぐ寝台特急「さくら」。

有明海の三角湾に、著名な風景画家大田垣信也の水死体が上がった。

古代吉備の歴史を研究する、岡山県総社市在住の郷土史家・吉野文彦が、東京のホテルで殺害された。

特急おおぞら、急行宗谷、青函連絡船―― 北海道のミステリー満載! 白い雪に、真っ赤な血……それが事件の始まりだった。

東京の路上で、暴走族あがりのグループに因縁をつけられた青年が、はずみで一人を刺し殺してしまった。

札幌行きの豪華列車を爆破する!一億円を要求した犯人グループの一員はすぐ逮捕された。

十津川、亀井の名コンビが連続殺人事件の謎に迫る!トラベル・ミステリー 鉄道カメラマンの古賀は、深夜に九州へ向かう寝台特急「はやぶさ」の車中で声をかけた後に、突然苦しみだした小田あかりを助けた。

越後湯沢のリゾート・マンションで芸妓・由美の絞死体が発見された。新潟県警は、部屋の所有者・沢木を容疑者として逮捕する。

警視庁捜査一課の三田村刑事は、四国へ旅に出たまま行方不明になった叔父夫妻を探し出すため、従妹と一緒に旅に出た。

警視庁捜査一課の刑事・清水の恋人・みや子は、あどけない表情と暗い影を合わせ持っていた。

一人旅中の三浦あや子は田沢湖でベンツに乗った実業家・田代に声をかけられる。

日下刑事は困惑していた―。

函館本線の線路際で、警視庁を定年退職した川島が、絞殺死体となって発見された。一方、東京では川島の自宅に空巣が入る。

氷雨の浅草寺境内で若い女性の全裸死体が発見された。太腿には、上品な顔立ちとは不釣り合いなバラの刺青が彫られていた。

大井川鉄道SL展望車の展望デッキから姿を消し、死体で発見された若い女は、宝石商殺しの容疑者だった。

独身の実業家・五十嵐が殺され、残されたさつき、友美、知恵の三人の愛人に容疑がかけられた。互いに疑心暗鬼に陥った三人。

六本木のクラブホステス・広瀬ゆかりが刺殺体で発見され、現場近くの駐車場では、警視庁十津川班・片山明の死体が!? 捜査の結果、片山による無理心中とみられたが、部下の無実を信じる十津川は、片山の故郷・福井県小浜に飛んだ。

著者待望の書き下ろしミステリー! 元刑事の橋本豊は、仕事仲間の佐々木恵美と二人で私立探偵事務所を立ち上げた。

人気の模型作家・小島英輔が多摩川で刺殺された。

“ひかり116号”の個室で発見された血まみれの男が、おれを刺したのは刑事の十津川―と言い残して絶命した。

十津川の大学時代の友人・早田が殺された。十津川は犯人を逮捕したが、容疑者と弁護士は余裕の笑みを浮かべる。

東京・井の頭公園で発見された男の刺殺死体。ポケットには善光寺の“凶”のおみくじが入っていた。

中島英一は、コンテストで三年連続の優勝を狙う人気の模型作家。 その中島の刺殺体が多摩川で発見された。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

毎週土曜の深夜、終電の走る時刻に地下鉄で起きた連続殺人。いずれも青酸死で、行方不明になっていた人物だった。

金曜日の深夜、二週続けて若い女性の全裸暴行殺人事件が発生した。十津川警部の指揮のもと、必死の捜査を開始。

殺された恋人との思い出をたどり、南房総の旅に出かけた井口勲は、安房鴨川駅前の喫茶店で橋爪亜希と名乗る女性と出会う。

亀井刑事は自身が投稿した俳句が特別賞を受賞したとの知らせを受け、表彰式に出席するため、四国松山へ向かった。

K省官僚の合田仙一が、深夜帰宅途中に襲撃され、意識不明の重体に。

新妻を車の転落事故でなくした、十津川の高校時代の親友が再婚することになった。

加賀温泉郷のホテルで、男が心臓マヒで死んだ。三カ月後、同じホテルで、また男が心臓マヒで死んだ。

「私は、彼を殺します」嵯峨野の尼寺でそう記し、姿を消した女=ゆみ。

女優・中村美矢子は、土佐中村への一人旅の車窓から、河原で男が襲われる現場を目撃する。

新宿中央公園で、両眼をえぐられた男の死体が発見された。所持品から身元が判明。

「私は保険金をかけて姉を殺した古木保男に必ず復讐する」との手紙を残し、井関ゆきは十和田へ向かった。

鳥取砂丘に出現した神秘の湖で、アマチュアカメラマン・三谷は、女性の絞殺死体を発見した。

ひな祭りの前日の午後、公団住宅で女性の絞殺死体が発見された。被害者は真田よう子、主婦。

帰宅途中の十津川は、女性が車で猫を轢くのを目撃した。

一枚の写真がひき起こす殺人の環に十津川警部が挑む。

京都発城崎行きの特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で作家の沢田功が殺された。

名古屋のホテルで起きた殺人容疑者のOL二人は、殺害の時間に飯田線の車中にいた。

北海道・東京・伊豆七島で相次ぐ殺人事件。殺害されたのはすべて医療関係者だった。

陰陽道の達人、元首相夫人―― 連続殺人の引き金となった歴史の罠とは？ 十津川警部が「愛国」の闇に迫る！ 高知を走る観光特急の列車内で、陰陽道の流れを汲む人物が毒殺された。

「あなたに愛想がつきました」帰宅した十津川警部は愛妻・直子が残した書置を発見、家庭を顧みなかった己に煩悶する。

東京、大阪、そして京都。三都で起きた連続殺人事件の現場には、同じ筆跡のカードが遺されていた。

人生に倦んで自殺を決意した佐々木貢は福井県・東尋坊へ向かった。

東京・神宮外苑と神奈川県・平塚で発生した二件の婦女暴行殺人事件の手がかりはB型の血液型と輸入車のスポーツカー。

「ヒロシ、1031Dのことで話がついた」。その奇妙な新聞広告が掲載された直後、ヒロシという名の青年が相次いで殺された。

東京駅23時25分発の大垣行345M列車に乗っていた女性デザイナーの絞殺死体が小田原駅近くの線路で発見された。

栃木県の那須で開催されるゴルフのビッグトーナメント直前に、「この大会中に、あいつを殺してやる」という脅迫状が舞い込む。

上京中の資産家が絞殺され、現金一千万円が奪われた。高級外車に残された道路地図には、三つの港町の頁に謎の数字が…。

射殺されたのは東京駅構内にいたミス岡山だった。

英国の超人気推理作家ビクトリア・ヘイズが、取材のため来日することに。 目的地は長崎。

東京の地下鉄で男が刺殺された。

資産家の女性が自宅で殺された。第一の容疑者は年下の夫。

病床で「白浜の温泉に行きたい」と望んだ母が、入院中に殺された。ガンで余命一年の母を、誰が何のために…。

「君に、内密に、やって貰いたい仕事があるんだよ」三上刑事部長から呼ばれ、いきなり言われた十津川は面くらった。

弁護士の水野は小さな自殺記事に目を留めた。彼にとっては忘れられない名前だった。

若い美女の幽霊が出るという温泉場の湖で、相次いで溺死事件が！ しかも三人目の犠牲者は十津川の同僚だった！ 岩手県盛岡市の奥座敷と呼ばれる繋温泉の繋大橋に、三十歳くらいの美女の幽霊が出て、橋を通りかかる男に声をかけるという噂が広まった。

疾走するバスを止め、被害者を呼び出して殺した大胆な暗殺者。男はポルシェを駆り、トカレフで連続殺人を犯していく。

沖縄県八重山。ニライカナイ信仰の島を訪れた新聞記者の田島は、そこで五体の白骨を発見する。

ひとり暮らしの女性をねらった連続殺人事件が発生!被害者はいずれも、自宅でバスローブやパジャマ姿という格好で殺されていた。

美人プロテニス選手・中野美代子の死体が伊豆下賀茂で発見された。

警視庁捜査一課の西本刑事の父親が、岐阜の下呂・高山の間で交通事故死。

深夜、十津川警部の電話が鳴った。妻を殺し最近出所した男からだった。

私立探偵・橋本への依頼は「殺人で服役中の男の無実を証明してほしい」という奇妙なものだった。

「なぜ、来てくれなかったの。あなたしか頼む人がいなかったから、助けて下さいと、お願いしたのに。

諏訪湖に沈んだ車の中で死んでいた男。そして、政財界の大物を顧客に持つクラブのホステスが刺殺された。

暗い過去を持つ元刑事の私立探偵に、失踪人の捜索依頼があった。二人組の男女が会社の金を持ち逃げしたというのだ。

国際的な音楽家やアスリートの興行を打つ「呼び屋」の東海元。

私立探偵・橋本が受けたある依頼―。それは、2年前に突然引退した女優・白石由加里を捜すこと。

北へ走る三陸鉄道リアス線の車内で水産会社社長が殺された。男の身元を知って十津川は自責の念にかられる。

幸福駅の切符がもたらす災厄を十津川警部が推理。

元大臣の小西が、連続少女殺人容疑で逮捕された。愛人の手紙が、小西のアリバイを崩す証拠となった。

殺されていたのは電車で出会った女だった! 十津川の同僚刑事・三田村は通勤の電車内でOLが襲われたところを助けるが、 その後、荻窪で起きた殺人事件の被害者はそのときのOLだった。

十津川警部とその部下たちが北へ南へ縦横の活躍をする傑作短編集「十津川警部捜査行」シリーズ。 傑作ミステリー四編を収録。

東京池袋署の伊熊刑事は、会社社長未亡人殺人事件を担当していたが、独断専行を指摘され非番を命じられた。

誘拐犯からの犯行予告に記された謎の言葉「空」「水」「アメリカ」「子供」「金」が指し示すのは、いったいどのSLなのか?探し当てなければ、人質の命が危ない。

富士山の絶景を楽しめる「フジサン特急」に乗車したカップル。

都内のビル屋上で、加賀宝生流の能衣装をまとった男の死体が発見された。被害者は死ぬ前に能を舞ったらしい。

フランスで開かれた「世界都市警察大会」に出席した十津川警部は、パリに向うTGVの中で大富豪・大越専一郎の女性秘書が射殺される事件に遭遇する。

「えっ、妹が船から海に落ちた!?」広島県尾道市の病院からの電話に、日下刑事は驚愕した。

深秋の飛騨高山。落葉の下から発見された若い女の絞殺体は、スケッチ旅行中の白石ゆかと思われた。

十津川警部が妻の直子と伊豆旅行中に出会った、OLグループの一人・東郷由美子が河津七滝で行方不明!一カ月後、彼女の殺害死体が東京・国立市の豪邸地下室で発見された。

全国の郵便局をめぐり百円の預金通帳を作る“局メグ”が趣味の金子真由美が湯河原で殺害された。

新年早々、伊豆・河津七滝の宿に後藤ゆみという女が宿泊した。その二ヶ月前、同姓同名の女が七滝の一つ蛇滝で転落死していた。

連続殺人事件の現場に残された椿の花の意味とは！？十津川の妻・直子は京都Ｋ女子大学の同窓会に十年ぶりに参加することに。

銀座のクラブを辞め、秋田新幹線「こまち」で故郷・角館に帰る戸塚由美は、フランス料理店オーナー・原田殺害の容疑で刑事に尾行されていた。

和歌山駅前のホテルで大阪の弁護士・安藤英夫が殺害された。

京都の旅館で中年女性が殺され、その知人が東京で殺された。双方の現場に残されていた「陰陽」の墨文字。

陸羽東線の無人駅・堺田。その駅前で、日本海と太平洋へ川の流れが分かれていく。

国立市の豪邸で殺害された夫妻は、秋田県・田沢湖近くの出身だった。彼らの生家は、すでにダムの底に沈んでいる。

十津川警部の友人、原口が雲仙で死体として発見された。生前、何かにひどく怯えた様子だったという。